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途方もなく長いアラブの道

 

We in the U.A.E. have no such word as 'impossible'; it does not exist in our lexicon.

Such a word is used by the lazy and the weak, who fear challenges and progress.

                                                                                   -Mohammed bin Rashid Al Maktoum

 

 

私たちアラブ首長国民の辞書に「不可能」という文字はない。

そんな言葉は挑戦と進化を恐れる怠惰な人たちに使われるものなのだから。

 

                ーモハメッド・ビン・ラシッド・アル・マクトウム

 

 

 

アラブ首長国連邦はとにかくスケールが大きいです。初めてアラブ首長国連邦を訪れた際、地図を見て滞在場所がある駅から2つ目のビルを右に曲がって3つ目のビルだったので徒歩で行こうと試みました。外は50度前後で蒸し暑かったですが、貧乏学生だった私には何のその。。。となるはずでした。笑 

 

 

しかし、実際の話はこうです。

駅を出て、よく舗装された一直線の道を歩み始めました。それから15分程歩いたところで後悔の念に襲われました。湿度の高い50度を侮ってはいけません。熱すぎました。そのうえ、15分といえば1キロ近く歩いているはずなのに、駅から一番近いビルの角すら見えてこないのです。しかし、後悔先に立たず、ひたすら歩き続けました。

それから30分経つころようやく初めの角に達しました。ここでは運がよくモールの角の車入り口だったらしく、タクシーを捕まえてホテルへ向かいました。

 

タクシーに乗って20分程度信号の殆どない道路を走り続けるとようやく、ホテルに辿り着きました。全く地図上ではまるで目と鼻の先にあるビルが実際にはこんなにも遠い場所にあるなんて誰が想像できるでしょう。高くしかし極小ビルの林立する東京で育った筆者にとっては思ってもみない経験でした。

 

それから、荷物をホテルに置いて観光にドバイモールに向かいました。

世界一高い建造物ブルジュカリーファのある場所です。

 

 

 

ブルジュカリーファに関する記事はこちら

s-mic.hatenablog.com

 

 

 

電車に乗り、ここへ着くとお腹がすき始めました。

その名もドバイモール駅という直通の駅からモールに入るまで、遊歩道の上を歩くこと15分。一番近くの店の人に食事処はないかと聞くと、フードコートが真っすぐ行った道の一つ目の角を左に曲がったところにあるというではありませんか。

これはありがたい!

またまた、歩き始めました。歩くこと30分ようやく一つ目の角が見えてきました。

だんだんこの途方もなく長い道を笑いとばしてやりたくなりました。

その後左に曲がり20分ほど歩き続けると、ようやくフードコートです。

アラブ料理はないかと探しましたがこれがなかなか見つからない。笑

結局1時間程度散策した結果一つのアラブ料理屋さんに辿り着きました。

それにしても1時間あっても回り切れないほど広大なフードコートに経った1軒のアラブ料理屋さんしかないなんて。。。

 

 

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フードコートの入り口

 

 

 

実はこうやって長い距離を歩く中で見かけるのは、アラブ系の人々ではなく、東南アジア系の人がほとんどです。お手伝いさんたちなのかもしれません。みなさん綺麗な身なりをしていますから、アラブ首長国連邦での労働環境は悪くないようには思えますが、これを日々こなすと思うとさぞかし大変なことでしょう。

 

 

この長旅の話はまだまだ続きすが、もうこれくらいにしておきます。

正直、バックパッカーには向かないと言われるアラブ首長国連邦ですが、これは本当だと私自身の経験を通じて感じました。

 

誤解のないように、ある程度お金を払うことを厭わないのであれば、そこはとても素敵な場所です。高いといってもヨーロッパの物価の高い地域に行くよりは安く済む方法は多いにあります。貧乏旅行で這いつくばってでもという方の長期滞在はお勧めしませんが、近代未来建築の最高峰とも入れるこの場所へ一度訪れることはお勧めします :)