大気汚染の救世主となるか ~ドイツ企業家たちの挑戦~

 

環境保護は叫ばれますがなかなか進みませんね。

私自身はオーストラリアで環境保護活動に1か月程参加したことがあります。その時痛感したのは日本の環境保護に対する意識の低さです。

今回は環境対策に関する記事を紹介します。

この記事はインディペンデンス誌をもとにしています。

 

 

 

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(c)MIC ー写真素材 PIXTAー

 

 

 

ゼングリアン・ウーは大気汚染の危険性についてよく知っている。

彼が在住のドイツから生まれ故郷の上海に帰ることは滅多にない。しかし、中国にいる祖母に会いに行ってきた母と妹がドイツに帰国する際、その苦しみを目の当たりにする。

 「彼女達はいつも病気になって返って来るのです。ひどいものですよ。」とITエンジニアでグリーン・シティー・ソリューションズの共同創業者のゼングリアンは言う。

彼はパリに向けて発つところだ。新しい2つの植物性由来のエアフィルター、シティー・ツリーのインストールを監督しに行くのだ。このエアフィルターは275本分の木と同じ力をその1パーセント分のスペースで実現する。

 政府に対する空気汚染対策への嘆願が行われる。これで3度目だ。
保守派の見通しでは2030年までに5万人の命が犠牲となる。

 

大気汚染は心臓をとても弱めると主張する。

グリーン・シティー・ソリューションズの共同経営者は設計者、園芸家、メカニカル・エンジニアとITスペシャリストのウーの4人だ。彼らはドレスデン大学で出会い2014年に起業した。世界中で人口過剰が増す都市部においていかに空気を浄化するかという複雑な問題に取り組んでいる。都市部の住人はぜんそく、心臓病、肺がんに苦しむ。この原因は汚い空気にある。世界保健機関は5都市のうち4都市の住人は中毒レベルの微粒子大気汚染の状態にいるとしている。毒性のある二酸化窒素と発癌性微粒子の組み合わせで起こる。

 

状況は良くなってはいない。世界保健機関によると2013年は2008年と比較して8%も悪化している。

社会企業家たちが大気汚染問題やその他の環境問題に取り組むものの、大企業のロビー活動や財政の不足に負けてしまう。政府が規制を発しようとする時でさえ企業の欲に阻まれてしまうのだ。2015年フォルクスワーゲンのディーゼル車の排気データを改ざんを発見した時のように。

  

ウーはシティー・ツリーが新たな気候インフラとなり、市民の健康が最重要視されることを望んでいる。「気候インフラを築こうとしているのです。どの街にも合う解決法に導きたいのです。路上だけでなく、建物の正面、ビルや個人宅の換気装置への設置を目指しています。」と語る。

 

 

 

 

参考

CityTree: the air pollution startup with the purifying power of 275 trees | The Independent