ココナッツオイルは牛脂よりも体に悪い?

 

植物性の油分は動物性の油分に比べて健康的だなんて考えていませんか?

残念ながら、必ずしもそうではないようです。

本日BBCよりそんなニュースが発信されました。

以下は要約です。また筆者が一部加筆・編集を加えています。

 

 

 

 

 

 

 

アメリカの心臓専門家「ココナッツオイルは牛脂やバター同様に不健康」

 

ココナッツオイルは健康に良い食品としてよく売られるが、コレステロール値を増加させる飽和脂肪 が詰まっている。実際、健康に良いとする証拠は得られていないとのこと。

 

 

健康に良い点とされる基準 

 どの脂肪が健康に良いかという情報は複雑で分かりずらい。ラードのような動物性油は一般的に体に悪いとされる一方、オリーブオイルのような植物性オイルは体に良いとされている。これは飽和脂肪が含まれるかということに基づいている。

 

 

 

飽和脂肪

賛否両論あるが、飽和脂肪は体に悪いとされている。飽和脂肪を多く含む食事は血液中の悪玉コレステロールを増加させる。これは心臓病や脳卒中になるリスクを増加させる。

 アメリカ心臓協会はココナッツオイルに含まれる油分の82%は飽和脂肪であるとしている。これはバター(63%)、牛脂(50%)、ラード(39%)に含まれるものよりも多い。また、研究によると他の飽和脂肪と同様に悪玉コレステロールを増加させた。

 ココナッツオイルに含まれる複数種の脂肪が混ざり合うことで健康に良いものになると主張する人もいるが、アメリカ心臓協会によると、その十分な証拠はないとのこと。

 オリーブオイルのような植物性オイルに切り替えることで飽和脂肪の摂取量を制限すべきだとの声も挙がっている。

 

 

Image co健康に良い食事へ

 

 アメリカ心臓協会は研究の結果、食生活を変えることで、脂質降下薬を使用するのと同様にコレステロールを下げることができるとしている。

 

また イギリスでは、イングランド公衆衛生サービスは以下のことを勧めている。

 

  • 一般男性は一日当たりの飽和脂肪の摂取量を30g以内に収めること
  • 一般女性は一日当たりの飽和脂肪の摂取量を20g以内に収めること

 

 しかしながら、専門家達は脂肪は重要な栄養素であり、バランスの摂れた食事を摂ることの重要性を強調している。脂肪の極度な控えは良くない。脂肪は脂肪酸の源であり、ビタミンAやビタミンDビタミンEの吸収を促進してくれるのだ。

 英国心臓基金のビクトリア・テイラーは「心臓の健康に良い食事を摂ることは、単に脂肪の摂取を減らすということではありません。特定の種類の脂肪の摂取を控えることであり、それを何で補うかなのです。糖質や精製した炭水化物よりも飽和脂肪で無い脂肪と全粒穀物(精製していない穀物)を摂る方がいいでしょう。」と述べている。

 

 

 

出典

Coconut oil 'as unhealthy as beef fat and butter' - BBC News

 

 

 

 

 

 

 

 

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